『消費税を本当に負担しているのは誰か?』〜間接税の真の姿に迫る〜
Kindle 電子書籍 www.amazon.co.jp/dp/B07G3W9BZK
著者:冨永 和人
発行:和情報網
価格:250円
Kindle Unlimitedの読み放題対象
消費税の税率は、近々10%に引き上げられる予定です。国の税収のおよそ3割がすでに消費税によるもので、税率引き上げによってさらに消費税の重要性は増すでしょう。
しかし消費税には不透明感がつきまといます。
消費税の毎年の新規滞納は、所得税や法人税などと比較して、近年ずっと突出して多額です。なぜ企業は、預り金であるはずの消費税を滞納するのでしょう?
消費税による値上がりが消費者の負担のはずですが、日本はずっとデフレで物価が上がっていません。ならば消費者は消費税を負担していないのでしょうか? 値上がりがなく負担がないなら、レシートに書いてある「消費税分」とはいったい何の額なのでしょう?
本書では、専門家でない私たち一般人が常識で理解できることを積み重ねて、消費税のこのように不透明な部分を解き明かし、消費税とは何であるのかを明らかにしたいと思います。その過程で、一般に考えられているのとは違い、消費税は第一義的に納税者である企業が負担するものであって、価格への上乗せを行なっても「税負担の転嫁」はまったく起きず、そして消費者が感じる負担がその税負担とは異なることを示します。
また、消費税が持つ性質が、「失われた20年」と呼ばれる、賃金の低下や、GDP成長の停滞の原因、さらに近年問題視されている、企業の内部留保増加の原因となっている可能性を指摘します。
本書は次のような方々に特に読んでほしいと思っています:消費税の負担が重いと感じている経営者、賃金が低くて苦しいと感じている労働者、将来の職に心配を感じている若い方々、消費税の滞納がなぜ多いのか疑問に思っている税務署の方々など。
著者:冨永 和人
発行:和情報網
価格:250円
Kindle Unlimitedの読み放題対象
消費税の税率は、近々10%に引き上げられる予定です。国の税収のおよそ3割がすでに消費税によるもので、税率引き上げによってさらに消費税の重要性は増すでしょう。
しかし消費税には不透明感がつきまといます。
消費税の毎年の新規滞納は、所得税や法人税などと比較して、近年ずっと突出して多額です。なぜ企業は、預り金であるはずの消費税を滞納するのでしょう?
消費税による値上がりが消費者の負担のはずですが、日本はずっとデフレで物価が上がっていません。ならば消費者は消費税を負担していないのでしょうか? 値上がりがなく負担がないなら、レシートに書いてある「消費税分」とはいったい何の額なのでしょう?
本書では、専門家でない私たち一般人が常識で理解できることを積み重ねて、消費税のこのように不透明な部分を解き明かし、消費税とは何であるのかを明らかにしたいと思います。その過程で、一般に考えられているのとは違い、消費税は第一義的に納税者である企業が負担するものであって、価格への上乗せを行なっても「税負担の転嫁」はまったく起きず、そして消費者が感じる負担がその税負担とは異なることを示します。
また、消費税が持つ性質が、「失われた20年」と呼ばれる、賃金の低下や、GDP成長の停滞の原因、さらに近年問題視されている、企業の内部留保増加の原因となっている可能性を指摘します。
本書は次のような方々に特に読んでほしいと思っています:消費税の負担が重いと感じている経営者、賃金が低くて苦しいと感じている労働者、将来の職に心配を感じている若い方々、消費税の滞納がなぜ多いのか疑問に思っている税務署の方々など。
発行履歴
- 2018年8月2日 第1版
- 2018年8月10日 第1.1版 補足の章を改善しました。
- 2018年9月1日 第1.2版 法人税関係の記述をより正確にしました。参考文献を追加しました。(他、字句や表現の改善など)